最近CMでスーパーカーの曲が使われていて、無性に聴きたくなってしまい、ピンポンDVDを引っ張りだして来てPCでミュージックキャプチャーを流していたら、
思わず見入ってしまい、

びっくりするほど胸がぎゅーっとして、
ドキドキして、
涙が出そうになってしまいました。

私はこんなにピンポンの世界が好きだったのかあ。

DVD 角川エンタテインメント 2006/10/20 ¥3,455
はー子の遠足で江の島に行ってきました。
江の島。

そう、江の島です。

地引き網引いて、新江の島水族館に行ってきて、帰り、あの竜宮城の駅から急行に乗る前に、ペコ(髪が長かったからポコか)が欄干から川にダイブしたあの橋で、はー子と一緒に川面を眺めてきました。

自転車に乗ったお巡りさんもいなかったし、くわえタバコもいなかったし、頭を剃りあげて黒縁の眼鏡をかけた背の高い黒ずくめもいなかったけど、でもそこはポコが(またはティンポンでキャプテン大田が)ダイブしたあの橋でした。

「ちょっと橋見てくる」と他の母達に断ったら、わけを知ってる一人にくすっと笑われましたが、いいの。
堪能してきました。
皆様!
「ピンポン」がテレビ放映されますよ!
TBS系午後9時25分〜

その前にサッカーをやってるのでもしかしたら延長したりするのだろうか。
しかしぜひぜひ、おもしろそうだと思った方はご覧になってくださいまし。

あ、

2004年9月22日 「ピンポン」
以前の日記に書いた、「ラケットの柄を打ってOK」のシーン。
やっぱり一番最初の記憶の方が正しかった。
ペコがスマイルのラケットの柄に自分の柄をこつんとぶつけてた。

DVDってすばらしい。
カテゴリに「ピンポン」作ってしまったよ。
何日語れば気が済むんだよ。
すいません、もうしばらくお付き合い下さい。

あらためて、DVDを観て、ああ、原作のここを削ったのはもったいないなーと言うエピソードがいくつかあったのに気がついた。

一つは、アクマとポコ(ペコではないところに注目。卓球から離れてやさぐれている時期はポコだったのだ)が、砂浜で話すシーン(原作ですよ)。

「どうしてお前は逃げることばっかり考えるんだよ。お前は俺のヒーローだったよ!」

と説得するアクマをしり目に、「パプアに行くのだ」と海に入るペコ。
季節は11月。当然寒く、身体は運動不足の上にウィンドブレーカーまで着込んだ姿で海に入れば当然溺れる。

溺れるポコを助け、「浅瀬で溺れるバカ一人、俺が救った顛末だ。」「お前は沖にすら出ちゃあいないよ。」と呟くアクマ。

「沖にすら…」

この、沖にすら出られなかったというところが重要ポイントなのではないのか、と思うのです。
だから、握り方から教えてくれろとオババに頼み込み、反吐吐くまで走り込むペコに変わるんじゃないのか。

そしてもって、アクマがどんな思いで卓球を続け、スマイルに完膚無きまでに叩きのめされ、絶望し、諦めたのかが浮き上がってるんではないのか。
くぅー、アクマっていいやつだな! と、涙するシーンですよ。

変な卓球親子の試合前のエピソードなんかいらん。
見たかったなー、このシーン、見たかったなー。

それからもう一つ。

インターハイ予選決勝で、ペコとスマイルの対決。
原作では、一話まるまる、会話と効果音のない、息詰まるような試合が展開される。
握手をしてから、向いあうペコとスマイルの表情がいい。
スマイルの、ものすごい戦意が迸る目のアップ。容赦のない目。
目に気がついてニヤリと笑うペコの横顔。
試合中、痛んでいるペコの膝に負担がかかるコースに打ち込むスマイル、それを見て驚愕の表情を浮かべる小泉コーチ。
結果はペコの勝利。
心の底からの笑顔を浮かべるスマイル。

この一連の流れがあってこそ、がきんちょ時代のペコとスマイルの「いいか? 玉はにぎっちゃだめだ。そいでこっちにいっかいワンバンさせんよ。」「うん やってみる…」が生きるんじゃないのかー!

この試合をカットしてしまって、「行くぜ、相棒!」「おかえり、ヒーロー」では、スマイルったらひたすらヒーローの復活を待ってたのね☆ で終わっちゃうじゃないかー。
かなりニュアンスが変わってくると思うのです。

ああそれから、道男さんと猫田も出てない。
真田が海王の誰かに話しかけてる所があるんだから、丸眼鏡をその誰かにかけさせちゃえばよかったのになー。
猫田好きなんだよ。あのものすっごい腫れぼったい目が。
瑣末なところで言えば、映画の方の大田キャプテンは、キャラで言えば原作ではドテチンだね?

ああしかし、書いたらすっきりした。これでしばらく落ち着くでしょう。

映画の方はもちろんすごい完成度で、原作も愛してしまったわけで、だからこそこのエピソードを映画の方でも見れたらよかった、と思うのです。
でもきっとアレだね、クドカンの脚本が当初は2倍の長さだったそうだから、削った結果なんだろうなあ。
どのエピソード削ったって「あれ見てみたかった」、と思うんだろうね。

感謝

2004年9月20日 「ピンポン」
私の泣きの日記を見て、しぇら瀬良夫婦がPS2を貸してくれました。

ありがとう。

ありがとう。

ありがとう。

そしておまけディスクを見ながら熱く語ってしまってスマンかった。

ダンナが「プロジェクター通して観てみるか」と言うので、観賞会を開きます(いつだ)
嫌でも観にくるように>しぇら瀬良

がーん

2004年9月15日 「ピンポン」
早いねーさすがアマゾン。
もう今日届きましたよ。

わくわく♪
おまけディスクが見たかったんだよー、わくわく♪
クドカン監督脚本の短編映画、キャプテン大田主演の「ティンポン」!

聞かれよ鳶、本日、我 飛翔す!
 
 
 
 
 
 
 

 
 
 
 
DVDプレイヤーが壊れてました。
買っちゃったー、DVD、注文しちゃったー。

しかし奇跡のようなあの値段のは既になかった。
がっくり。
見た時点で買わなかった私がいけないのよ。
ペコとスマイルが二人でラケットの柄を打ちあったような気がする。
そして多分その方が二人らしい。
うん。

 
一回観ただけなのでちょっと自信がなくなってきた。

…DVD買っちゃおうっかなー…。
 
 
 
 
←どう見ても32、3歳にしか見えないんだが、高校三年生である。
 
 
   
 

 
 
 
ピンポンの主要キャラクター5人(ペコ、スマイル、アクマ、チャイナ、ドラゴン)の中で、誰が一番好きかと言われたら、迷わずドラゴンと答える。

なんでかな、すごい好きだ。
映画版の、獅堂ドラゴンよりも原作の方のドラゴン。
すごいいい男だと思う。生き方が、不器用でかっこいい。強いだけに、背負っているものが際立って重い。

原作の第51話「high」の表紙。2枚のラケットの間で、星に向って握った両手を振り上げて伸びるドラゴンの後ろ姿を見ていると、なんだか感動して泣きたくなってくるのだ。
すごいな、松本大洋って。
後ろ姿だけでドラゴンを全部表現してる。

映画版を先に見てハマって原作を読んだのだが、さて、映画と原作どちらが好きですかと言われたら6/4で原作かもしれない。
義姪に「蜜柑さん、映画で感動してたら、マンガの方読んだら泣きますよ!」と言われた。
泣きまではしなかったが、じわじわと感動が残る。

なんども好きなシーンを読み返していたら、ダンナに「何でそんなに何回も同じ本読めるの!? 牛じゃないんだから!」と言われた。
いいの。
反芻してるの。
もーぐもーぐもーぐもーぐ。

原作の好きなコマとか、好きなシーンとか上げたらきりがないが、しいて言えば、小泉(コーチ)のところからスマイルが逃げ出して、それを聞いたオババが「スマイルも甘ったれてやがる。」「あいつもいけない。」と呟くところ。ペコがそれを聞いて「うん…」と応え、もう一度「うん…」と繰り返す。少しうつむき加減のペコの、その目のアップ。
いろんな思いがあるわけだ、ペコも。
それが、そのコマに凝縮されてる。

映画版にもすごく好きなシーンがある。
インターハイ予選の決勝、ペコとスマイルの試合の前。試合の時って、お互いのラケットを相手に差し出してラケットを確認してもらうようなのだが(ルールをよく知らないので推測)、ペコが(スマイルだったかもしれない)ラケットの柄を相手の柄にこつんと打ち付けて、それでOK、さあ始めるぜとポジションに着く。
これは原作の方にはない。
相手への信頼の高さを表現させてて、うまいなーと思う。

いやほんとおもしろいので、未読の方はぜひ一度。
ほんとに。
皆様お元気ですか。
ひさびさの更新です。
実家からは8/27に帰ってきました。
新しい家は快適です。
なにしろ、今まで住んでいた貸家に比べたら3倍広いし。居心地がいい。築28年とは思えない頑丈さだし、まぁサッシが古いのと、網戸が古いのと、風呂が地下にあって、トイレが地下にないというのが不満ではありますが、おおむね満足です。
古い住宅街にあるので本当に静か。

さて本題です。

えーえーえー、もう私今アホになってます。
だってもう、おもしろいから! 映画「ピンポン」!
実家から帰ってきて、ダンナに「明日返しちゃうから、今日見なよ、おもしろかったよー」と奨められて見たら、まーはまったはまった。
見終わってから速攻でパソコンに向い、公式サイトを探しだして予告編をダウンロードして何度も見返したり。
義姪にお願いして、原作を借りて一気読みしたり。

原作もこれがまたいいんだー!
くぁー。
一度ぶっ通しで読んで、4巻と5巻をまた何度も読み返した。
なんで私このおもしろさを知らずに過ごしていたわけよ?

窪塚のペコも、ARATAのスマイルも、これ以上のキャスティングは考えられない。
夏木マリのオババはちょっときれいすぎるけどな。

今、ほんっっっっとうにお金がないので、DVDを買うとしても先の話になるだろうけれど、絶対買う。

「あーい きゃーん ふらーい」と台所で皿を洗いながらぼそっと呟いたら、ダンナが「ゆー きゃーん ふらーい」
うむ、いいダンナだ。

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