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最近本の形式で活字を読んでない。
んじゃあ何を読んでるかったら、PCか携帯でweb小説です。恥ずかしながら。
しかし気が付いたことには、ランキングで上位のものってあんまりいいのがないね。心震えるようなね。
もともとランキングってあんまり信用してないんだけど、目につきやすいからつい、クリックしちゃうんです。
しかしガックリして終わる。
先日辿り着いたサイトさんは、2005年の更新を最後に、連載が途中で止まってるものがある。
日記は去年の3月からぱたりと途絶えている。
完結していないものを読むのは、もやもやが残るのでどうかなーと思いながら目を通したら、
世の中には知られていないだけでこんなに魂を掴み取られるような小説があるんだ、
と言うね。
長いシリーズ物だったので、URLを携帯に送って、サイトデザインが崩れるけどそこは気にせず布団の中で(目が悪くなるわ)ポチポチと読んでいたら、ふと気が付いたら、窓の外が白々と明るくなってた!!
いやーびっくりしました。
ひさびさに、何年ぶりかに、徹夜しちゃったよ。
次の日休みだったから出来たけど、仕事で子供も学校だったらアウトだ。
ストーリーに引きずり込まれて、わーっと嵐の中に巻き込まれたみたいな。
もう全然途中でやめられなかった。
登場人物一人一人、骨があって肉があって、そこに立っているのを作者が字で表現している、みたいなね、頭の中で造り上げたものを表現してるんじゃなくて、起きていることを読んでいるみたいなね、とにかく引きずり込まれたわけです。
本編は完結していて、その後の短いお話の中に途中のものがいくつかあるんだけど、その先が読めないことに身悶えする。
で、作者さんの日記を読んでいたら、なんか、続きがないことが、「それはもうしかたないかな」と納得してしまった。
と言うのも、集中して更新されているのが2年ほど、その後はぽつりぽつりとの更新。怒濤の集中の後、きっと、日常の方が大きくなったんだろうと思う。
私も出産、育児、出産、育児でようやく余裕が出てきたのが10年経って今頃で、その間は何かを書くのもせいぜいブログ程度で、日常の重さがバランス的に大きくなってしまうのはよくわかる。
作者さんの理由がどうなのかはわからないですけども、コメントにレスを付けるそのテンションも、「全て注ぎ込んで終わったものを振り返る」みたいな感じなわけ。
読んでる方はリアルタイムだから、盛り上がった気持ちのやりどころとしてコメントを付けているわけだけど、ああ、作者さんの中では今はそうなんだな、と読んでいて思ったのでした。
しかし本当に世の中にはすごい人が居るんだなーと思う。
実際に経験してることを書いてるんだろうか、と思ったんだけど、それだとすると作者さんは経済学部に行きながら医学部に行って銀行に勤めて研修医の生活を送って外為ディーラーをやって事務職をしながら秘書職もやり主婦でいながら客室乗務員でもあることになる。
経験してないとわからないんじゃないの? と言うような現場の空気、の表現力がすごい。
いやはや。
結構自分ではいろんな本や活字やwebの読み物を読んでる方だと思うけど、あんなぐっと掴まれてもみくちゃにされるような気分で読み続けたものってない。
ジェットコースターストーリーではないんですよ、話自体はジリジリと進むの。
だけど引きずり込まれ方が半端じゃなかったから、こちらの気持ちももみくちゃにされて揺れたんでしょうね。
ああもう本当にすごい。
そして集中の仕方がすごい。
その集中が続く人がプロの作家になれるんだろうね。
んじゃあ何を読んでるかったら、PCか携帯でweb小説です。恥ずかしながら。
しかし気が付いたことには、ランキングで上位のものってあんまりいいのがないね。心震えるようなね。
もともとランキングってあんまり信用してないんだけど、目につきやすいからつい、クリックしちゃうんです。
しかしガックリして終わる。
先日辿り着いたサイトさんは、2005年の更新を最後に、連載が途中で止まってるものがある。
日記は去年の3月からぱたりと途絶えている。
完結していないものを読むのは、もやもやが残るのでどうかなーと思いながら目を通したら、
世の中には知られていないだけでこんなに魂を掴み取られるような小説があるんだ、
と言うね。
長いシリーズ物だったので、URLを携帯に送って、サイトデザインが崩れるけどそこは気にせず布団の中で(目が悪くなるわ)ポチポチと読んでいたら、ふと気が付いたら、窓の外が白々と明るくなってた!!
いやーびっくりしました。
ひさびさに、何年ぶりかに、徹夜しちゃったよ。
次の日休みだったから出来たけど、仕事で子供も学校だったらアウトだ。
ストーリーに引きずり込まれて、わーっと嵐の中に巻き込まれたみたいな。
もう全然途中でやめられなかった。
登場人物一人一人、骨があって肉があって、そこに立っているのを作者が字で表現している、みたいなね、頭の中で造り上げたものを表現してるんじゃなくて、起きていることを読んでいるみたいなね、とにかく引きずり込まれたわけです。
本編は完結していて、その後の短いお話の中に途中のものがいくつかあるんだけど、その先が読めないことに身悶えする。
で、作者さんの日記を読んでいたら、なんか、続きがないことが、「それはもうしかたないかな」と納得してしまった。
と言うのも、集中して更新されているのが2年ほど、その後はぽつりぽつりとの更新。怒濤の集中の後、きっと、日常の方が大きくなったんだろうと思う。
私も出産、育児、出産、育児でようやく余裕が出てきたのが10年経って今頃で、その間は何かを書くのもせいぜいブログ程度で、日常の重さがバランス的に大きくなってしまうのはよくわかる。
作者さんの理由がどうなのかはわからないですけども、コメントにレスを付けるそのテンションも、「全て注ぎ込んで終わったものを振り返る」みたいな感じなわけ。
読んでる方はリアルタイムだから、盛り上がった気持ちのやりどころとしてコメントを付けているわけだけど、ああ、作者さんの中では今はそうなんだな、と読んでいて思ったのでした。
しかし本当に世の中にはすごい人が居るんだなーと思う。
実際に経験してることを書いてるんだろうか、と思ったんだけど、それだとすると作者さんは経済学部に行きながら医学部に行って銀行に勤めて研修医の生活を送って外為ディーラーをやって事務職をしながら秘書職もやり主婦でいながら客室乗務員でもあることになる。
経験してないとわからないんじゃないの? と言うような現場の空気、の表現力がすごい。
いやはや。
結構自分ではいろんな本や活字やwebの読み物を読んでる方だと思うけど、あんなぐっと掴まれてもみくちゃにされるような気分で読み続けたものってない。
ジェットコースターストーリーではないんですよ、話自体はジリジリと進むの。
だけど引きずり込まれ方が半端じゃなかったから、こちらの気持ちももみくちゃにされて揺れたんでしょうね。
ああもう本当にすごい。
そして集中の仕方がすごい。
その集中が続く人がプロの作家になれるんだろうね。
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