あらら

2008年4月21日 読書
ずいぶん間があいてしまいました。

ちょこちょこ本は読んでたんだけど、記録するまでの気持ちになれず。
あ〜、体力気力は十分な眠りからくるんだなあ。

ブックレビューが使えないのね。
しかたない、とりあえず記録だけでも。

「もっかい読んで! 絵本をおもしろがる子どもの心理」
  田代康子/ひとなる書房

「絵本をつくりたい!」
  成美堂出版

「硝子のハンマー」
  貴志祐介/角川書店

「月の森に、カミよ眠れ」
  上橋菜穂子/偕成社

「本音発言」
  江原啓之/講談社

「西の魔女が死んだ」
  梨木香歩/小学館

「精霊の木」
  上橋菜穂子/偕成社

「The MANZAI 3」
  あさのあつこ/JIVE

「虎の弟子」
  ローレンス・イェップ/あすなろ書房


「西の魔女が死んだ」はやっぱりおもしろかった。
梨木香歩らしい、静かな丁寧なストーリー。映画見に行きたいな。

「虎の弟子」はシリーズ物だったらしい。表紙がいいので思わず手に取ってしまった。でも中身は…うーん、もう少し、登場人物の内面描写があっても良かったんじゃないのかなと思う。CGを多用した映画の原作になりそうな本です。

「月の森に、カミよ眠れ」と「精霊の木」を立て続けに読んで、上橋菜穂子の書きたい世界が何となくわかった気がした。
「守り人シリーズ」までずっと一貫して、同じことを、同じ世界を、書いているようだ。
「月の森に」は、目に見えぬものを大事にしない、自然の掟に敬意を払わないことへの警告が強い。読んだ後、重い気持ちになる。こんな太古の昔から、人間は同じようなことをしてるのか…と。

「硝子のハンマー」結局、一度真っ当な生き方から(やむにやまれぬ事情があったとしても)落ちた人間は、最後まで報われぬのかしらと思ったら、それこそ落ち込んでしまった。
殺人さえ起こさなきゃ、盗んだアレでいくらでも再出発が出来ただろうに。って犯人に感情移入してもしかたないのだが、でも、なんかあんまりかわいそうで。追われる人間の追いつめられた生活に、息を止めながら読んでいたからよけい。

まだ読んでない「獄窓記」山本譲司/ポプラ社
これは夫が真剣な顔で読んでいた。

早いところブックレビュー復活してくれないかしら…

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