「考えすぎる女たち」
2007年12月1日 読書 コメント (2)
あなたも身に覚えはありませんか。
今日、あの人に余計なこと言っちゃったかもしれない。
冗談で言ったんだけど、ちょっとはっちゃけてたかも。
よく考えたらすごい恥ずかしくなかった?
そうだよ、いつだってそうなんだよ、
あの時だって、一瞬冷静になれば、あんなハイテンションな態度とらなかったのに。
どうして一拍おいて冷静になることをしないんだろう。
あーあ、これだからいつも居心地の悪い思いをするんだよ。
やだなあ、来週顔合わせるの。
嫌だと思うとますます嫌なんだよね。
ハイテンションと言えばもあの時もハイテンションだったなあ、
6年前のあの時。
そう言えばあの時も…(延々とループ)
こう言う思考のループに陥りませんか。
陥ります。
特に生理前はダメだ。
すっごいイライラするし、
自分のことよりも子供の「欠点と見える部分」に引っかかってしまって、
もやもやと考えすぎる。
もちろん解決の糸口は見つからない。
見つかるどころか、もっと嫌なことを連想する。思い出す。
私の子供の頃まで遡って反省してしまう。
後悔してしまう。
親や祖母を恨んだり、
自分を責めたり、
今更どうしようもないことをずっとグチグチと思い悩み、
一人でストレスを溜め込む。
本当につらい。
そのつらさを、この本はぶった切ってくれた。
そうか、私は「考えすぎ」てたのか!
別に考えることは悪くない。
思考が、マイナス方面でループし続けることの危険さをわかりやすい事例を元におしえてくれる。
どうやってそのループを断ち切ればいいのか教えてくれる。
私よりも思考が鬱になりやすい夫が読みふけっている。
女性に限らず、男性でもおもしろいだろう。
特に夫は、私が「それじゃあ母親が二人って感じだよ」と思うような怒り方を子供にすることがあるので、役に立つかもしれない。
夫婦関係、
親ときょうだい(虐待された、あるいは不仲、あるいは差別された)
子供を育てる母親が陥る罠、
仕事や職場において考えすぎが発動するケース、
病気と健康について、
身近な人の死とトラウマ、
私が答えを求める「問題」について書かれた章は、手探りで歩いている私にとって、心強いものだった。
マイナスの思考のループに陥る人には、ぜひ、お勧めします。
ISBN:4789724107 単行本 S・ノーレン=ホークセマ ソニーマガジンズ 2004/11 ¥1,575
今日、あの人に余計なこと言っちゃったかもしれない。
冗談で言ったんだけど、ちょっとはっちゃけてたかも。
よく考えたらすごい恥ずかしくなかった?
そうだよ、いつだってそうなんだよ、
あの時だって、一瞬冷静になれば、あんなハイテンションな態度とらなかったのに。
どうして一拍おいて冷静になることをしないんだろう。
あーあ、これだからいつも居心地の悪い思いをするんだよ。
やだなあ、来週顔合わせるの。
嫌だと思うとますます嫌なんだよね。
ハイテンションと言えばもあの時もハイテンションだったなあ、
6年前のあの時。
そう言えばあの時も…(延々とループ)
こう言う思考のループに陥りませんか。
陥ります。
特に生理前はダメだ。
すっごいイライラするし、
自分のことよりも子供の「欠点と見える部分」に引っかかってしまって、
もやもやと考えすぎる。
もちろん解決の糸口は見つからない。
見つかるどころか、もっと嫌なことを連想する。思い出す。
私の子供の頃まで遡って反省してしまう。
後悔してしまう。
親や祖母を恨んだり、
自分を責めたり、
今更どうしようもないことをずっとグチグチと思い悩み、
一人でストレスを溜め込む。
本当につらい。
そのつらさを、この本はぶった切ってくれた。
そうか、私は「考えすぎ」てたのか!
別に考えることは悪くない。
思考が、マイナス方面でループし続けることの危険さをわかりやすい事例を元におしえてくれる。
どうやってそのループを断ち切ればいいのか教えてくれる。
私よりも思考が鬱になりやすい夫が読みふけっている。
女性に限らず、男性でもおもしろいだろう。
特に夫は、私が「それじゃあ母親が二人って感じだよ」と思うような怒り方を子供にすることがあるので、役に立つかもしれない。
夫婦関係、
親ときょうだい(虐待された、あるいは不仲、あるいは差別された)
子供を育てる母親が陥る罠、
仕事や職場において考えすぎが発動するケース、
病気と健康について、
身近な人の死とトラウマ、
私が答えを求める「問題」について書かれた章は、手探りで歩いている私にとって、心強いものだった。
マイナスの思考のループに陥る人には、ぜひ、お勧めします。
ISBN:4789724107 単行本 S・ノーレン=ホークセマ ソニーマガジンズ 2004/11 ¥1,575
コメント
あぁ、この本、立ち読みではなくて、ちゃんと買って読もう…と思った次第であります。
「ぐるぐるマイナス思考選手権」とかあったら、かなり上位にくいこむ自信有りなのですが、心身ともに負担が大きいので、早く選手引退したいと、本気で思ってます。はい。
書き方がね、いいのです。下手な本って、「なんか叱られてんのかしらワタシ」って思ったりするんだけど、そうではないところが。
載っているケースが、日本人社会に生きる女性に必ずしもマッチしないとは思うのですが、アメリカの女性もこんなふうにくよくよ悩むんだ! とびっくりもしました。
ぐるぐるマイナス思考選手権、私も負けません。現役引退したいですねえ。