「幸福な犬」

2007年10月12日 読書
うちに猫がいた時は、「猫もの」はほとんど読まなかった。
だってすぐそこにいるしー。

「犬もの」はちょっと読んだ。
実家にはいたが、私が家を出てから飼った犬だったので、ほとんどふれあわなかったな。
実家に帰ると散歩はしたけど、はー子が生まれてから、すごく焼きもちを焼いたので、あんまり近づけなかった。
はー子が生まれてからったって、年に1〜2度帰るだけだったんだけど。ひよ子を妊娠中に、実父と夜の散歩中に雪の崖から滑って落ちて、死んだ。
一瞬の出来事だったようで、苦しまなくてすんだのが、不幸中の幸いだったろう。

実家の父も母も、あんまり犬を飼うのには向いていない人たちだったと思う。

私もそうだろうなー、犬向きじゃないだろうなー、でも犬のいる生活に憧れて、こんな本を読む。

犬を、「ただ飼われている犬」から、「幸福な犬」にするためには、飼い主の姿勢が問われる。

うちで飼った猫たちにとって、わたしはやっぱりあんまりいい飼い主じゃなかっただろうと、自戒を込めて思う。

ISBN:4048839624 単行本(ソフトカバー) 渡辺 眞子 角川書店 2006/09/16 ¥1,260

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