正直に言って、気力と体力が続かず、読み通すことを断念した。
だってすごく長いんだもの。
分厚いハードカバーの、上下組の小さな活字が…、ええ、最近小さい文字がつらくなってきまして。

それだけが理由ではないけれど、科学と悪霊の関係を理解するのに、私の頭では付いていけなかった。

悪霊はいない、科学的に証明出来ないものは信ずるに足らず、と言う立場で書かれていることだけはなんとか理解出来たが、私の飛ばし読みでどこまで理解出来ているのか自分でもわからない。

たぶん私が期待していたのは、「科学で証明出来ないものは、実はあるのだ」と言う理論だったのだと思う。
だってさあ、「科学と悪霊を語る」って言われたら、科学と悪霊を同線上で語ってるのかと思うじゃないですか?
科学者にも関わらず、心霊現象やその他にも造詣が深いんだなーなどと、思い込んでいたのでしたが、それはただの思い込みにしか過ぎませんでした。

時間をかけて、ゆっくり読み込めばかなりおもしろい本なんだと思うけれど、貸し出し期限2週間を超えてもう一度借りても、やっぱり読みおわらなかった。

ISBN:4105192035 単行本 青木 薫 新潮社 1997/09 ¥2,625

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