…バカミスに入りそうな気もする。

幽霊はいる、と言うことが大前提の警察。
もちろん、その存在は公にされていないが、幽霊が犯人と思われる場合の犯行を捜査する、第五課。
所属する面々がすごい。
ふりがなが振られていなければ読めない名字ばっかり、個性的な捜査官の面々。
人形抱えた着物の少女とか。
袈裟の大入道とか。
なんか一癖も二癖もありそうなね。

…そうしたらさ、こう、西澤保彦の神臣嗣子シリーズみたいに、特殊能力を持った捜査員がその特殊能力を余すところなく発揮して事件解決! と思うじゃないですか。

いやーもー、まったく役立たず。

たぶんそこが笑い所なんだろうけど、つい期待してしまうのだ、この次は活躍するかも、このアホみたいに個性的な名前の面々が! と。
幽霊探知機も毎回必ず壊れるし(最後の最後で壊れる理由がわかる。××が××だからだ)

結局は主人公のひらめきで事件は解決するのだが、無駄に華麗な名前の捜査員がなあー、気になってしかたなかった。

ISBN:4334924700 単行本 大倉 崇裕 光文社 2005/10/20 ¥1,575

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