私はどちらかと言うと、新品でピカピカのものが、ピカピカのままあると落ち着かない方だ。

どこかに抜けがあってほしい。
抜けがあることで、自分のものだと認識出来る。

そう言う思いを、自分では意識せずに抱えていたことに、この本を読んで気が付いた。

新しい、きれいな家が必ずしも居心地のよいものとは限らないように、古い家が悪いとは限らない。

形にならずに、頭の中でもやもやしていた「家」感が、少し整理された気がする。

ISBN:4479011625 単行本 辰巳 渚 大和書房 2003/04 ¥1,575

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