角田光代は新聞の連載小説「八日目の蝉」で初めて読んだ。
読み始めてすぐに、おもしろいなと思った。
たぶんほとんど飛ばさずに、毎日の楽しみとして新聞を開いたと思う。
終わる最後の日は、何とも表現しようのない気持ちだった。
この本は、角田光代が短編を書き、魚喃キリコがイラストを入れている。
話には必ず料理が絡み、一編が終わるごとにそのレシピが載っている。
写真もきれいで、「あ、おいしそう」と思う。
角田光代は生活に即した小説を書く人だなと思う。
描写ひとつひとつに息づかいがある。
13編の短い話の中に、ぐっと胸が詰まって泣きそうになってしまったものがいくつかあった。
たぶん、これは手元において、時々「今日の晩ご飯どうするかなー」と言いながら開いてみたり、お茶を飲みながら小説部分を楽しんだりする本だと思う。
いつもべったりとはしないけど、何年も大事に持ち続けるタイプの本。
いい本だと思います。
ISBN:4938508796 大型本 角田光代 魚喃 キリコ ベターホーム出版局 2006/09/01 ¥1,470
読み始めてすぐに、おもしろいなと思った。
たぶんほとんど飛ばさずに、毎日の楽しみとして新聞を開いたと思う。
終わる最後の日は、何とも表現しようのない気持ちだった。
この本は、角田光代が短編を書き、魚喃キリコがイラストを入れている。
話には必ず料理が絡み、一編が終わるごとにそのレシピが載っている。
写真もきれいで、「あ、おいしそう」と思う。
角田光代は生活に即した小説を書く人だなと思う。
描写ひとつひとつに息づかいがある。
13編の短い話の中に、ぐっと胸が詰まって泣きそうになってしまったものがいくつかあった。
たぶん、これは手元において、時々「今日の晩ご飯どうするかなー」と言いながら開いてみたり、お茶を飲みながら小説部分を楽しんだりする本だと思う。
いつもべったりとはしないけど、何年も大事に持ち続けるタイプの本。
いい本だと思います。
ISBN:4938508796 大型本 角田光代 魚喃 キリコ ベターホーム出版局 2006/09/01 ¥1,470
コメント