新井素子のエッセイ集。
なんとなーくエッセイが読みたくなって、あれだ、「ひでおと素子の愛の交換日記」の続きのつもりで手に取ってみた。
の、だが、
なんと言うか、交換日記の頃って素子さんはまだ10代とか20代とか若かった。で、あの「えっと、」とか「もんっの凄く」とかの表記に微笑ましかったりしたんであるが、もう30代とお見受けしたエッセイにこれらが出てくると、「新井素子らしいわぁ」と思うより、「ひえー、あんまりタイムラグが無い感じがするぅ」と思ってしまって、確かに続きのつもりで読んではいたが、こんなに続きになってるのはどうなのかと思ったり。
それでも内容はちゃんと大人の生活を描き綴っていて、それがギャップに感じたんだなあ。
回覧板の話とか、晩酌しながら夫と囲碁対戦とか、そう言うのはやっぱりある程度年を重ねて日常生活を送っている人の話題のような気がするし、なのに、「もんっの凄く」なわけで、「交換日記」の印象がそのまま踏襲されて、落ち着かない気持ちになったのだ。
よくも悪くも、非常に新井素子、ってな感じのエッセイ集でした。
ISBN:4331510611 単行本 新井 素子 廣済堂出版 2004/08 ¥1,470
なんとなーくエッセイが読みたくなって、あれだ、「ひでおと素子の愛の交換日記」の続きのつもりで手に取ってみた。
の、だが、
なんと言うか、交換日記の頃って素子さんはまだ10代とか20代とか若かった。で、あの「えっと、」とか「もんっの凄く」とかの表記に微笑ましかったりしたんであるが、もう30代とお見受けしたエッセイにこれらが出てくると、「新井素子らしいわぁ」と思うより、「ひえー、あんまりタイムラグが無い感じがするぅ」と思ってしまって、確かに続きのつもりで読んではいたが、こんなに続きになってるのはどうなのかと思ったり。
それでも内容はちゃんと大人の生活を描き綴っていて、それがギャップに感じたんだなあ。
回覧板の話とか、晩酌しながら夫と囲碁対戦とか、そう言うのはやっぱりある程度年を重ねて日常生活を送っている人の話題のような気がするし、なのに、「もんっの凄く」なわけで、「交換日記」の印象がそのまま踏襲されて、落ち着かない気持ちになったのだ。
よくも悪くも、非常に新井素子、ってな感じのエッセイ集でした。
ISBN:4331510611 単行本 新井 素子 廣済堂出版 2004/08 ¥1,470
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