御宿かわせみ 下

2007年2月22日 読書
2段組のハードカバーだとは知らずに、上下巻で借りてしまったので、マラソンのような気持ちで読み続けた。
2週間以内に返さねばならないので、厚い本は焦る。
他のかわせみシリーズは2段組にはなってないじゃないか。

正直、テレビシリーズの、かわせみの方が好きだなー、と、思う。
邪道かもしれないけども。
高島礼子の「るい」がとても良いし、雰囲気があった。

それになにより、東吾がさー、自分がいい男なのを知ってるところが気にくわん。
そのせいで、女が一人死んだ。
むかっ腹が立って、お前のせいで死ななくてもいい女が一人墓場行きだよ! と一人で怒っている。
いやいずれはあの情夫に殺されてたかも知らんが、それでももう少しは生きてたんじゃないか。

うーん、しばらくかわせみシリーズ読まないかもなあ。
でもまた読んじゃうかなあ。

あ、以前自分が書いたブックレビューをつらつらと読み返していたら、

「あまりに頭部の塩漬けの描写がなまなましくて吐き気がしたので避けていた作家」
に、澤田ふじ子と平岩弓枝を書いていた。
今となってはどちらの記憶が正しいのか判らなくなってしまい、澤田ふじ子のような気もするし、はっきりしない。
もし混乱された方がいらしたらスイマセン。

ISBN:416362600X 単行本 平岩 弓枝 文藝春秋 ¥1,450

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