長女を妊娠中、活字は読みたいけどストーリーを追えない、と言う時期があって、そう言う時に借りていたのがエッセイ集。
好きな時に読めて好きな時にやめられて、頭を使わなくてすんでとっても楽だ。

岸本葉子もたくさん読んだけど、ガンを患ってからちょっと雰囲気変った感じがする。
浮ついていない年の取り方をしていると言うか、まじめにおばさんになっている人と言う感じ。失礼な表現だが。

この本は短い紀行文やエッセイをまとめたもののようで、一本一本がほんとに短い。
読みやすいっちゃ読みやすいけども、物足りない気もちょっとした。

知人に、やはりガンを患った人がいて、久しぶりにその人に会ったら、いっぽん芯が通ったような雰囲気になっていて驚いた。
どちらかと言うとちゃらんぽらんで、無責任なところのある人だったのだが。

自分はどう変化しながら生きているのか、考え込んでしまった。

ISBN:412003710X 単行本 岸本 葉子 中央公論新社 ¥1,575

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