日記タイトルで期待させると来てくれた方に気の毒なので、著者名も入れてみました。
この本、写真が出ない。
一応読書レビューです。

おもしろかった。
中村うさぎが4人の女性と対談しているのだが、皆さんが性的な職業に就く人たち。
読み終わって、自分の性的嗜好に付いて小一時間考え込んでしまいましたよ。

テーマがテーマなのでキワモノかと思うかもしれないけれど、話をしている人たちは真剣に自分と向き合っているからこそその職業を選んだというのがよくわかり、特に中村うさぎの言っていること、悩んでいることがとてもとてもよく理解出来て、遠く幼少時の育てられ方についてまで思いを馳せてしまった。

でもこれって間違ってないんじゃないだろうか。
性的嗜好って、その人の土台となる、人格が形成される頃のもろもろに影響を受ける気がする。

あんまり声を大にして話題にすることでは(私の中では)ないから、他の人がどうなのかをほとんど知らないわけで、そう言う状況で「あーおんなじだわ」と思う人がいると言うのに一種感動した。

ISBN:4309015239 単行本 中村 うさぎ 河出書房新社 ?1,470

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