MOTHER

2005年12月11日 読書
夫が子供たちを風呂に入れてくれた日は、ゆっくり本を読みながら半身浴だ。
最近は、久美沙織の「MOTHER2」を読んでいた。

すごいな、と思うのは、本を開くと、ちゃんとあの、かわいらしいドット絵が浮かんでくることだ。
何年前のゲームだった?
文庫が出てるのが94年なんだから、少なくとも10年以上前。
ストーリーを追いながら、真っ暗やみのオープニング、画面が揺れて、主人公が目を覚ますと妹とむくむくの犬。そうだったそうだった。
ツーソンからスリークへ抜けるトンネルのゲーム画面が浮かんでくる。トンズラ・ブラザーズの陽気な音楽に合わせて、バスがとことこと走る。
どせいさんもかわいかった。
そうだったそうだった。
とっても楽しんだゲーム。1も2も大好きだった。3の製作が途中で頓挫したと聞いて、心底ガッカリしたんだったっけ。

ゲーム機のスペックが上がって、流れるように美しいCGで繰り広げられるストーリーもいいけど、ファミコンの時代のあの素朴な絵、あそこらへんでも充分なんじゃないのかな、と思うことがある。
すっかりテレビゲームからは遠ざかってしまったこの頃は余計そう思う。

MOTHER2―ギーグの逆襲    久美 沙織    
ISBN:4101166145 文庫 久美 沙織 新潮社 1994/12 ¥652
(上の画像はガイドブックのもの)

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