11月4日から始めた脱保湿。
初めの2週間は厳しかった。
屑もほろほろ落ちるし、顔全体が白い鱗に覆われたように、皮膚がひび割れて張り付いていて、肌に弾力がないから、変にたるんで見える。

いったい、本当に何とかなるんだろうか?
これでいいんだろうか?
明日は人と会わなきゃならないから、化粧水ちょっとつけてみようか…。

迷って、悩んで、それでも続いたのは、付けたって結局また痒くなって赤くなるだけかもしれない、と言う気持ちになってしまうから。

情けなくて鏡を見ながら泣きたくなったりもした。
そう言う時は、テレビCMであんなに「乾燥して痒い痒い」って、普通の人でも痒いってことなんだから、アトピーの私がこの程度ですんでるってことはすごいんじゃないの、と考える。
そうすると、ほんとにこの程度なんだからスゴイじゃん、と本気で思うからスゴイ(笑)

3週間目に入る頃から、ダンナが「顔、なんか落ち着いてきたね。白いね」と言い出した。
脱保湿を始めてから赤みはほとんど無くなっていたのだけど、鱗の皮膚も目立たなくなってきているのだ。

今はかなり落ち着いている。
弾力や皺は戻っていないが、少なくとも、「このスゴイ鱗、どうしよう」と思わなくなってきた。
お風呂上がりも、突っ張って乾燥して、ぱりぱりと音がするようだったのに、今はほとんど気にならない。

痒いので眉の辺りを掻いて、おかげで元々薄かった眉が、ほとんど消えてしまい、その上、皮膚が何だか変化してしまったのかアイブロウペンシルが全然乗らず、書いても書いても薄く色が付いたかどうか、と言う程度で、まるで凶悪犯か幽霊か、と言う顔になってしまっていたのだが、世の中とはよくしたものですね、アイライナーで眉を書いたら無問題。

鱗が落ち着き、眉も描けるようになって、そうすると何だか気分も落ち着いてきて、今は本当に、前に比べたらとっても楽だ。

痒くはないか? いや、痒い。
肘の内側は残るね。乾燥もするし、痒い。
ただ、風呂上がりに酢水を付けるようになって、それもよかったようだ。
じわりじわりとだが、痒みが減ってきている。
付けてすぐに「あ、痒くない」なんてことにはなりませんよ。
でも、風呂から上がって酢水を付けて、寝て、起きた時に、首の回りや肘の内側を掻きむしらなくなった。
掻きむしらないと、皮膚は少しずつ修復されるから、ガワガワになっていた顎の下がすこーし普通の皮膚に戻ってきた。

時間はかかる。
まだ汗をかくと痒くなるし、痒みが無くなったわけではない。
でも、脱保湿を考えている人、今やっている途中の人、気休めにしかならないかもしれないけど、お風呂上がりに、ボゥルにお酢をひとたらし、それで痒いところ、ひどいところを流してみるのも手じゃないかと思う。
リンゴアレルギーが無ければリンゴ酢がおススメ。

お水は出来れば、浄水器を通した水か、ミネラルウオーターで。

とりあえず、このまましばらく続けてみよう。

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