小学校から持ち越しの疑問が解けた

終わったー、終わってしまったよー、「タイガー＆ドラゴン」

ジャニ系のアイドルにはまったく興味の無かった私の、人生の楽しみの一つになっていたドラマが終わってしまった。
いいじゃんいいじゃん、長瀬も岡田も春風亭昇太も西田敏行も阿部サダヲも伊藤美咲もすっげーいい。
西田敏行なんか、実のところ嫌いだったのに、好きになってしまったよ。師匠！

ああ、サミシー。
　

小学生の頃、図書館の落語全集を片っ端から借りて読んでたおかげで、なんとなく記憶にある噺の数々。
ところが、小学生の想像力では追いつかないものも沢山あった。

その中の一つが「鎹（かすがい）」

鎹とは、柱と柱を繋げておく役目の物らしいのだが、なにをどう読んだのか、小学生の私は、「ふすまとふすまの間に挟んで、ふすまを開けられないようにする道具」と思い込んでいた。

つまり、

　　　───┐┃　　　　　　
　　　───┘┃
　　　　┏━━┛
　　　　┃┌───　←ふすま
　　　　┃└───　

　　　　↑
　　　　鎹

こうやってふすまとふすまの間にかませて、開けられなくするもんだと。
だから、どうやって間にかますんだろうとずーーーーっと疑問だった。
その疑問を持ち続けて齢36。「タイガー＆ドラゴン」最終回にしてようやく疑問が解けた。

　　　そんな道具はなかったんだね☆

まったく違う道具だったのね！

あーあ、ホントに終わってしまって寂しい。
スペシャル特番があるのを期待しよう。
さて、これからなにを楽しみにして生きていこうかなあ。

とりあえず、綾辻の暗黒館・下と宮部みゆきのICOを読んで無聊を慰めましょう。
暗黒館、厚すぎて上下巻が2週間で読み終わらないってどうよ。
まあ本を読む時間が一日で1時間とれれば御の字と言う状況では無理か。