迂闊だった

2005年2月2日 日常
私にはギンナンのアレルギーがあって、皮膚科の受付の人が「あなたどうしたの!」と驚いたくらい反応したことがある。
ギンナンとマンゴーを医者に止められていて、ひどい時は、黄色く色づいたイチョウの木の下も歩かないようにと言われていた。

それ以来、アレルギーの記事が新聞や雑誌に載っていれば、注目するようにしていた。

化学物質過敏症や、薬によるアレルギー反応も、いつでも誰にでも起こりうることだと知ってから、なるべく薬を取らないようにしている。

台所用洗剤も、なるべく界面活性剤のパーセントが低いものを選ぶように気をつけていた。

昨日、難病を患ってから体に使用するものに気をつけている友達と話していた時に、「シャンプーやボディソープも界面活性剤がたくさん入ってるよね」と言う話になった。
そうか、そうだよなー、固形石鹸の泡はあっという間に消えるのに、シャンプーもボディソープも、どうしてシャワーで流したあともこんなに排水溝のところで泡が溜まるんだろうと不思議に思っていたのだが、界面活性剤の働きだったのか。

皮膚科で「乳液には界面活性剤がたくさん入ってるから、使用中止」と言い渡されてから、肌に付けるものには気をつけようと思っていた。
(ワセリンを使うことにも実はためらいがあって、あれって石油から出来てるんだよねぇ)

まあ急には無理でも、少しずつ、切り替えようかな、と思っていた時だった。

普段使っている、衣類用の液体洗剤。
なるべく環境に影響を与えなさそうな(合成洗剤と言うだけで影響があるにしても、なるべく少なそうな)、ヤシの実から出来た液体洗剤を使っているのだが、これって、成分表示をちゃんと見たことがなかった。
見てびっくりした。

    界面活性剤 45%

45%? マジで!?
普段使っている台所用洗剤はだいたい18%〜19%。
ちょっとの使用量で泡立ちがたくさん! なんて言うのは30%くらい。
それよりも、高かったの!?
18%の台所用洗剤で手が荒れに荒れて、あかぎれから血が出たりしてたのに、その洗剤以上だったのか!
体が痒くなるわけだよー。
そんな洗剤使ってるんだもの。

ついでだから、粉の洗濯洗剤の成分表示を見てみたら、こちらは界面活性剤が22%。液体より低い…。
知らなかった。
ほんと、迂闊だった。
私は液体洗剤の方が、粉のよりもいいような気がしてたのだ。
肌にも優しいし、衣類にも優しいし、(ヤシの実由来だから)環境にもそれほど負担じゃないんじゃないか、と思っていたのだ。
すごいショック。

石鹸系の液体洗濯石鹸の成分表示には、界面活性剤の文字はなかった。
そか、0%か…すごいな…。

意識を切り替えないとダメだな。
便利とか、楽だとか、安いとかそう言う付加価値を削ぎ落として行かなくちゃダメだな。

耐性菌の進化が恐いので、なるべく「除菌」洗剤や「除菌」グッズは選ばないようにしてはいたけれど、なんだかもうそう言う問題じゃなくて、「合成洗剤」ってところから選択肢を誤っていたのだなー。

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