切ないチョコレート
2004年12月4日夫の元に、小さな包みが届いた。
開けてみると、緑色の小さな箱と、黒い封筒に入った手紙。
9月に亡くなった、夫の業者仲間の奥さんからだった。
手紙にはこう書かれてあった。
彼に出会って下さってありがとう
彼の人生を豊かなものにしてくれてありがとう…
緑色の箱には、美しいチョコレートが6つ入っていた。ベルギーのものだという。
甘いものが苦手な故人が、これだけはと好んでいたものだそうだ。
手紙を読んでいたら、その文面から、故人に対する奥さんの深い愛情が読み取れて、苦しくなった。
チョコレートは甘く、上品だった。
そして、とても切なかった。
開けてみると、緑色の小さな箱と、黒い封筒に入った手紙。
9月に亡くなった、夫の業者仲間の奥さんからだった。
手紙にはこう書かれてあった。
彼に出会って下さってありがとう
彼の人生を豊かなものにしてくれてありがとう…
緑色の箱には、美しいチョコレートが6つ入っていた。ベルギーのものだという。
甘いものが苦手な故人が、これだけはと好んでいたものだそうだ。
手紙を読んでいたら、その文面から、故人に対する奥さんの深い愛情が読み取れて、苦しくなった。
チョコレートは甘く、上品だった。
そして、とても切なかった。
コメント