ISBN:4152084375 単行本 恩田 陸 早川書房 ¥1,800

恩田陸、すげぇなあ。
と言うのが読み終わっての感想。
すごく脇の下に汗をかいた。途中で中断して、また読むぞという時、気合いを入れないと本を開けない。
表紙がアレなので内容の軽いノベルズかと思ったらカウンターパンチを食らう。
しかし、時々、この表紙しかありえないよな、と言う表紙があるが、この本もこのイラストしかありえないだろう。
タダノの不気味さがよく出てるよなあ。

時計仕掛けのオレンジとか、チョコレート工場の秘密とか、どこか不協和音が響く映画を思い浮かべてもらうと雰囲気が分かりやすいかもしれない。
歪んだ世界であがく大東京学園の生徒達。

物語が終わった後、主人公じゃない登場人物達がどうなったのか、心の底から知りたい。

私は今後、無邪気な気持ちで「観覧車」に乗ることはないだろう。

↓下にも今日の日記がありまふ。

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