そう言うのありなのか
2003年7月6日もう本当に心の底からびっくり、いや、驚愕したのちに腹ただしかったこと一つ。
幼稚園の行事でですね、園庭に、観覧席として、子供たちのイスを親のために並べていてくれていたのです。
うちが行った頃には、4列あるうちの、2列はすっかり埋まっていたので、ベビーカーもあることだしはじっこの方で…と思っていたら、ちょうどそこに前後に2コイスを先生がぽんと置いてくださった。
ああありがたやと荷物を置いたらば。
「あ…」と声がして、「そこは」と、置かれたイスのすぐ隣に座っていた人が私に言うのですよ。
「そこ、私、一番はじっこだと思ってここに座ってたんで、うちが座りたいんですけど」
は?
「ビデオ撮りたいからはじっこにと思って座ってたんですよ」
……あの、ビデオ撮るのはうちもなんですけど?
「でも、はじっこだと思って座ってたんですよ」
………あなた、幼稚園児ですか?
いやもう、本当にびっくりしました。そう言う理屈が通ると思って、なおかつ、口にしちゃう親がいるってことに。
そこでケンカするのも大人げないので、ちょうどやって来たダンナに「この人、ここでビデオ撮りたんだって」と言いましたよ(充分大人げない)
事態が飲み込めてないダンナは「ああそう? じゃこっちにすわろ」と言ってくれたので、
「うん、うちこっちでビデオ撮ろう。アナタ立ってビデオ撮れば大丈夫だよね、撮れるよね」と、わざと聞こえるように言いましたよ。
ええ、大人げないのはわかってますけど。
言わずにはいられなかった。
ビデオ撮りたいのはだれだって同じ。
自分が狙って座った席だから、そりゃあ悔しかったのかもしれない。
しかしさ、それを、自分の運のなさとして笑って済ませられない余裕のなさに、呆れ、驚愕しましたよ。
で、その人が勝ち取った2コのイス、前の席にはダンナさんが、後ろの席にはその人が座ったのです。
が、いつの間にか、ダンナさんの隣が空いていたらしく、前の席に移ってる!
私の隣にはぽっかりと「はしっこ」のイスが空いているわけです。
そこに、はー子のお友達のママさんが来まして、「ここ空いてるのかな?」と聞いてきました。
声を聞いて後を振り向いたその人に、「ここ、もういいんですか?」と聞きましたよ。
ああしかし、こう言ってやればよかった。
「この『端っこ』の席、もういいんですか?」って。
しかしこういう時ってどうしたらいいんですか?
同じ土俵に降りるのは悔しいし、かと言って、唯々諾々と明け渡すのもおかしいじゃないかと思うし。
夜に偶然ルリコちゃんが電話をくれて、切々と訴えてだいぶ気持ちも落ち着きましたが、なんて言うかさ、ほんとにさ、理不尽だよな?
まあ、それ以外は、楽しかったです。
うん。
やっぱりこの幼稚園に入れてよかったなあって思いました。
行事がちゃんと、子供たちのためにある。
子供たちが日常の遊びの中から作り上げたお話を、歌と踊りで表現するのですが、まー、先生が走る走る、跳ねる跳ねる。
子供たちの力を最大限引き出すために、自分が出せる限りのことをしよう、と、どの先生も思っているかのように、飛び、跳ね、走っていました。
主役は子供たち、と思っていることが、伝わってくる行事でした。
はー子は最初はうさぎだったらしいですが、お花に変わっていました(自分で選べる)
お花のかぶり物が、ちょっと皇族方のおでこの方にかしげて付けた帽子のようで、かわいかった。
巨大な笹飾りもすごかったし、キャンプファイアーもきれいだった。
暗くなってきた最後、親が持つロウソクに火をつけて、七夕様を歌いました。
帰りには、こんぺいとうと、飾りと願い事がつるされた笹飾りを一本づつもらいました。
自分が作った飾りがつるされた笹は、やっぱり嬉しいらしい。
親も子供もあかんぼうもまんべんなくくたびれて、満足した一日でありました。
幼稚園の行事でですね、園庭に、観覧席として、子供たちのイスを親のために並べていてくれていたのです。
うちが行った頃には、4列あるうちの、2列はすっかり埋まっていたので、ベビーカーもあることだしはじっこの方で…と思っていたら、ちょうどそこに前後に2コイスを先生がぽんと置いてくださった。
ああありがたやと荷物を置いたらば。
「あ…」と声がして、「そこは」と、置かれたイスのすぐ隣に座っていた人が私に言うのですよ。
「そこ、私、一番はじっこだと思ってここに座ってたんで、うちが座りたいんですけど」
は?
「ビデオ撮りたいからはじっこにと思って座ってたんですよ」
……あの、ビデオ撮るのはうちもなんですけど?
「でも、はじっこだと思って座ってたんですよ」
………あなた、幼稚園児ですか?
いやもう、本当にびっくりしました。そう言う理屈が通ると思って、なおかつ、口にしちゃう親がいるってことに。
そこでケンカするのも大人げないので、ちょうどやって来たダンナに「この人、ここでビデオ撮りたんだって」と言いましたよ(充分大人げない)
事態が飲み込めてないダンナは「ああそう? じゃこっちにすわろ」と言ってくれたので、
「うん、うちこっちでビデオ撮ろう。アナタ立ってビデオ撮れば大丈夫だよね、撮れるよね」と、わざと聞こえるように言いましたよ。
ええ、大人げないのはわかってますけど。
言わずにはいられなかった。
ビデオ撮りたいのはだれだって同じ。
自分が狙って座った席だから、そりゃあ悔しかったのかもしれない。
しかしさ、それを、自分の運のなさとして笑って済ませられない余裕のなさに、呆れ、驚愕しましたよ。
で、その人が勝ち取った2コのイス、前の席にはダンナさんが、後ろの席にはその人が座ったのです。
が、いつの間にか、ダンナさんの隣が空いていたらしく、前の席に移ってる!
私の隣にはぽっかりと「はしっこ」のイスが空いているわけです。
そこに、はー子のお友達のママさんが来まして、「ここ空いてるのかな?」と聞いてきました。
声を聞いて後を振り向いたその人に、「ここ、もういいんですか?」と聞きましたよ。
ああしかし、こう言ってやればよかった。
「この『端っこ』の席、もういいんですか?」って。
しかしこういう時ってどうしたらいいんですか?
同じ土俵に降りるのは悔しいし、かと言って、唯々諾々と明け渡すのもおかしいじゃないかと思うし。
夜に偶然ルリコちゃんが電話をくれて、切々と訴えてだいぶ気持ちも落ち着きましたが、なんて言うかさ、ほんとにさ、理不尽だよな?
まあ、それ以外は、楽しかったです。
うん。
やっぱりこの幼稚園に入れてよかったなあって思いました。
行事がちゃんと、子供たちのためにある。
子供たちが日常の遊びの中から作り上げたお話を、歌と踊りで表現するのですが、まー、先生が走る走る、跳ねる跳ねる。
子供たちの力を最大限引き出すために、自分が出せる限りのことをしよう、と、どの先生も思っているかのように、飛び、跳ね、走っていました。
主役は子供たち、と思っていることが、伝わってくる行事でした。
はー子は最初はうさぎだったらしいですが、お花に変わっていました(自分で選べる)
お花のかぶり物が、ちょっと皇族方のおでこの方にかしげて付けた帽子のようで、かわいかった。
巨大な笹飾りもすごかったし、キャンプファイアーもきれいだった。
暗くなってきた最後、親が持つロウソクに火をつけて、七夕様を歌いました。
帰りには、こんぺいとうと、飾りと願い事がつるされた笹飾りを一本づつもらいました。
自分が作った飾りがつるされた笹は、やっぱり嬉しいらしい。
親も子供もあかんぼうもまんべんなくくたびれて、満足した一日でありました。
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