インフルエンザの特効薬タミフルを処方されたひよ子が、副作用だかなんだかで吐いてしまうと言うので、夜の11時に薬を飲ませた後、吐いた後すぐ対処できるよう、間断なく襲う寒けをこらえながら、ひよ子を抱っこひもで抱っこし、一時間以上、ひよ子が寝つくまで、ベッドの上で立ってゆらゆらしていたことだ。

その時点で私も40度近い熱。

前の日ほとんどご飯を食べていない。

そしてひよ子が寝ついても、夜中に何度も何度もおっぱいで起こされた。

寒けは波のように襲ってくる。

ずっと前に腎盂炎で緊急入院したときもこんな熱が出た。

また腎盂炎再発したらどうしようかと恐ろしかった。

夫を起こせなかったのは、その時点で夫も死ぬほどくたびれていたから。
私とはー子とひよ子が次々とインフルエンザに倒れて、一日に二度病院に行ったりしていた。

ひよ子が熱を出したのは日曜日。かかりつけの小児科は休み、しかたなく、夫が別の休日医にひよ子を連れていった。
結構感じが良かったというので、熱の下がらない私も連れていってもらった。
しかし、私は本当に医者運がないのだが、二人いる医者の、じじぃの方に当たってしまったのだ。熱でふらふらしている患者に向かって、「全く最近の親は」「なんで来たの」と言い放ちやがった。
さらに、ひよ子にA型のウィルスが出たと看護士から聞くと、「そんじゃあAの薬出しときゃいいじゃねぇか。おんなじだろ、家族なんだから、検査するまでもないだろ」
さすがに耳を疑っていると、考え直したのか検査してはくれたが。

なのに、何故、ひよ子と違う薬を出すじじぃ。
全然熱が下がらない。
下がらないというより、上がってる。

結局次の日の夕方(あまりにつらいので午前中もそのじじぃの所に行ったのに!)、かかりつけの小児科に家族全員で赴き見てもらい、「A型ならばこの薬(じじぃの出した薬)で効くけど、効かないんだよね? じゃあ、AでもBでも効く薬出すから、楽にしてあげるから!」と、タミフルを処方してもらう。
どんな検査紙使ってた? と聞かれ、記憶にあるかぎりで説明したら「あれだ、そりゃ、去年使ってたやつだ。なんだかはっきり結果が出てこないやつだ」とあきれていた。

あーあー、もぅ、ほんと散々だ。
夫は、もう一人の先生は感じよかったから蜜柑も連れてく気になったんだけどなあ、と言っていたが、ええ、ほんと、私は医者運に見放されてますよ。

タミフルを飲んで、あっという間に熱が下がり、今日になってようやっと人間に戻った気がする。

しかし、咳と鼻水はまだ残っているし、はー子も咳、鼻水ともにひどい。ひよ子も咽喉が赤いようで機嫌が悪い。

すっきりと元気になるのはまだ先のことのようである。

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