この三連休、ダンナは仕事で泊まりだった。帰ってきたのは昨日の夜中。
その間、いろいろなことを考えた。
本も読んだ。

寝ているような起きているような時間の中で、細切れに考えたことを、今もっくりもっくりと噛みしめているところ。


 

 
今日の出来事

お焚き上げが近くであった。
大家さんが、三つ又になった枝の先に子供のこぶし程もある大きなだんごを差した木の棒を持って、「今日、やりますんでよかったら来ませんか」と誘ってくれた。
行くともうすでにお焚き上げの火の粉が舞い、遠くからでも顔が熱かった。
近くの自動車修理工場のおじさんが私たちを見つけて手招きをして、はー子にミカンとお菓子の袋をくれた。
ダンナはお酒を振る舞われていた。
みんな、手に、巨大なだんごを差した枝をもっていた。
手持ちぶさたにしていた私に、大家さんが「どうですか、やってみますか」と、枝を貸してくれ、はー子と一緒に火にかざしてだんごを焼いた。
自動車修理工場のおばさんが、だんごの作り方を教えてくれ、大家さんにどこで枝を切るのか聞いたら、「来年は、蜜柑さんちの分も作りますよ、枝ぶりのいいのを狙って、余計な枝を落としとくんですよ」と言ってくれた。木は椎の木だという。
2メートルくらいのまっすぐな枝の先が三つ又になり、その三つ又の先を細く削って、だんごを三つ差す。
大家さんは「うちの木、いいでしょう、まっすぐで」と、得意そうに言った。

だんごは、真ん中の一個は自分にとっておき、両端の二個を誰かと交換するのだそうだ。
お焚き上げのだんごを食べると、一年間無病息災でいられる。

どうか今年一年、みんなが笑顔で過ごせますように。

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