はー子3歳

2002年12月15日
おめでとう、3歳。
早いね。
あっという間だったね。
またこれから一年、楽しく、笑って、大きくなっていこう。
 
 
 
+それってどうなのよ、と言う話+

はー子が上記のように今日はめでたく誕生日だったので、せっかくの誕生日、それも日曜日なのにパパしゃんがいないのではかわいそうだなあと思い、骨董市までひさびさに出掛けてきた。
で、知人の業者のところの手伝いで、「絵を描いてる」女の人が来てたわけだ。
「絶対蜜柑が好きだと思うよ」と言うので、カラーコピーの絵を見せてもらった。
うん、好きかも。
「こないだ個展もしたんだって」
ふぅん、そうなんだ。すごいねえ。

でも、どっかで見たことある感じの絵。
金子國義とか、古屋兎丸とか、好きでしょう。
(金子國義も古屋兎丸も好きなんだ、私)

で、その中に、「ん?」と思う構図の絵が一枚あったわけだ。

細っこい体つきの少女が、下半身はだかで、上に着ている薄いノースリーブの裾を口にくわえて、おなかを見せている絵。

これってさぁ、あれだよね、金子國義の絵にあったよね?

ものすごーく複雑な気持ちになって、帰ってきた。

仮にも個展をした人が、仮にも「自分の描いた絵です」と人に見せる絵を常に持ち歩いている人が、見た瞬間、「これってあれだよね」って言われちゃう絵を描いてもいいものか。

いや、描いてもいいです、もちろん。
でもそれは、やっぱり人に見せちゃいけないんじゃないのか。
だって、オリジナルはもう既にあるんだもの。

「絵を描く人」として仕事を受けたいのなら、やっぱりそりゃないんじゃないのか、と思うわけだ。

それってどうなのよ。

ねぇ?

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