逆子矯正ギプス腹帯装着され。

私のおなかは小さいです。
小さい。
どれくらいかというと、先日突然ぴんぽーんと「仕事の帰り道だったから寄ってみた」T柳氏に、車のクーラーが壊れていてたいへ〜んなのよぉ、ほら、6月にはちびも生まれるしさぁ〜と言ったら「ええっ！」とお腹を凝視されたくらい小さいです。
もう30分以上話してたのに。ソファに座ってるT柳氏の目の前を、何度も行ったり来たりしてたのに。「人んちの奥さんのおなか見ながら話なんかしないしさぁ」といいわけこいていましたが、それにしたって8カ月のおなかに気がつかないのはひどい。
「蜜柑ちゃん、妊婦らしいカッコしないと！　電車で誰も譲ってくれないべ！」と言われましたが、ジャンパースカート嫌いなんだもん。足すーすーするから。

それなのにね。
おなかの中は余裕があるらしいですよ。ちびがぐりんぐりん動いて、逆子だの横子だの正常胎位だのになるくらい。

で、先日、助産院にちびの向きだけ確認してもらいに行ってきたんですよ。
そしたら、「うーん…。今はちゃんと頭が下向いてるけど、どうもおなかの中に余裕があるみたいだから、ちょっと締めましょうか。また逆子になるとまずいから」と言われ。
逆子矯正と言うか、逆子にならないよーにギプスというか、なんかすごいことされてきました。

まず、タオルをぐりぐりと硬く巻いたのを二本で胎児をはさむ。で、その上からさらしでぐりんぐりんに巻かれるわけだ！　腹を！
痛い！　つか、苦しいよ！
タオルが肋骨に当たるよ！

「これ、とりあえず昼間はやってねー」と言われましたが、はい、昼間しか出来ません。と言うか、もう今日は出来ません。だってタオルなんて自分で固定できないって。助産院でも二人がかりで巻いてくれたのに、一人では無理ですって。

しかたないので、古式ゆかしきさらし腹帯だけでもやることにしました。さらしの腹帯なんて持ってないからさー、買ってきたよ、今日。
ついでに新生児用の肌着とかも買ってきたよ。ムスメの時のは全部友達にあげちゃって残ってないからなあ。また一から用意し直し。
あと2カ月かそこらで生まれるって言うのに、何にも用意してないしな。

よく考えたらあと2カ月で生まれちゃうんだなあ。早いなあ。
早いなあ。

ところで助産院の皆さま。どうして自宅出産をそんなに勧めるの？　落ち着かないじゃないですか！　産後にムスメがいたらよけい動いちゃうじゃないですか！　ムスメだって顔見れば甘えてくるじゃないですか！　と言うことで私は断固入院します。ご飯だって食べさせてもらいたい。人の作ったご飯で一週間過したいもんね！

　
　
　
　
　
　
　
昨日は、死にたいくらい落ち込んでいた。今日は復活。
子供育てるのって、老人介護と似てる。と思うのは私だけか？
私は老人介護は出来ないな。祖母の件でつくづく思う。自分がいかに優しくないか、寛容心がないか、受け入れる器が小さいか、まざまざと見せつけられるのが老人介護だ。

泣いて、反省して、許しを請いながら子育てって進んでいくんだろうか？
そんなことまで考えてしまった最低の一日だった。