天気は悪いけど、結構気分は良し

一昨日、友人一家とT動物公園に行ってきました。
で、ライオンバスに乗ったんですよ。
そしたら、ムスメ（1歳9か月）は昨日一日ライオンでした。「がおーって、がおーってって、がおー」と、よっぽど気に入ったらしい。
ライオンと、アンパンマンの絵を山ほど描かされました。
ライオンって鼻の下長く描くとライオンらしくなるんだねえとか、ブルーナさんのライオンにはお耳ないんだねえとか、そんな新発見した一日。

それでもって昨晩の子守歌は歴代アニメソングでした。
アンパンマンの歌2曲×3回、キテレツ大百科のコロッケ作る歌×2回とはじめてのチュウ、ドラえもんの歌、花の子ルンルン。不思議の島のフローネ（オープニング）も歌ってやろうかと思いましたが、かなりキーが高いので横になりながら歌うには無理があり、断念。花の子ルンルンは小学生の時見てたと思うけど、覚えてるもんだなあ。歌えましたよ。
しかしこれで寝てしまうムスメもムスメと思いますが。

そして今現在ムスメのアイドルはアンパンマン。
私も実は嫌いではないので、おもちゃ屋でアンパンマンスタンプセットが欲しくてかなり悩むがあきらめました。いやね、100円ショップで白のシールを買ってきて、それにスタンプぽんぽん押せば簡単なシールになるかなーと考えたんですけどね、そこまでしなくてもいいかなと冷静になりました。なんでそんなこと考えたかというと、シール好きのムスメに無地の丸シール買ってきて、油性ペンで絵を一個づつ描いてやってたからなんです。でもむなしいことに、描いた端から、私のジーパンだのダンナのTシャツだのテーブルの脚だのスケッチブックだのカーペットだのに貼られてっちゃう。けっこう柄をちゃんと考えて、いろんなパターンで描いたのにその甲斐がないのですよ。だもんでスタンプっていいなあ、と。でも友人がおじゃる丸のガチャガチャでキスケのスタンプをゲットしたって言ってたから、そう言うのでもいいかなーなんて考え直したりね。
なんて書きつつ、欲しい気持ちがむくむく湧いてるので、買っちゃうかも、やっぱり。
あーあ、私ってバカねー、と、こういう時つくづく思いますな。

さっき、車で5分くらいの所にある公園の駐車場まで行ったら、見知った人らしき人が歩いていたので声をかけたらやっぱり知り合いだった。同じ市内に住んではいるのだが、しかし自宅からはかなり遠いはず。「なんでこんなとこにー？」と聞くと、「いやぁ、ボクも少し歩かないとと思ってさ」との返事が。歩きに来たんですか、こんなところまで。
この知り合いは男性であります。んでもって、60越えてるんじゃないだろうか。
実は結構憧れの人で、うちのダンナが年くってこうなってくれるといいなあ、と思うタイプの人なのですよ。ちょっとウェーブがかかった白髪に、銀縁の眼鏡、それにやっぱり白くなった口ひげ、と言うダンディな人なのですが、絶対うちのダンナにはかなわないところがある。
すごい気持ちが洒落ものなのだ、この人。
だってさ、子連れのさ、久々会った人間に「奥さんあなた色っぽくなったんじゃない」って言うか、普通。
いや怒ってるんじゃなくて、こういうことをさらりと言って相手の気分を悪くさせないスマートさがあるところが格好良いなあと思うのですよ。
んで私は、「またなに言ってるんですか、まったく」とにこにこしながら返せたのでした。
たいがいおっさんってどうしても、そう言うことを言うとねとっとしたヤラシさが隠しきれないもんですが、感動的にやらしくなかったので、言われて単純に嬉しい気持ちがしました。
ま、普段誰にも言われないよーな言葉でもあるので嬉しかったって言うこともありますがね。