酒って太るね

やはり、商売人は商売のことを考えているのがいちばん輝いておりますよ。
さすが、口で物を売るうちのダンナ、自分の兄に、捨てるつもりで手配もすべて完了したピアノをオークションに出させる気にさせてしまったらしい。義兄の奥さんはおかんむりではなかろうか（義兄の奥さんが全部手配したのらしい）。
しかし商売って言うのはそういうもので（別にダンナが代行してオークションかけてマージン取るとかそういうことではナシに）、いかに気持ち良く満足する形でその気にさせる力があるかが本当の商売人の条件だと思う。
もっとも、ねずみ講だマルチだと言うのは論外ですけどね。
なにはともあれ、一息つけますでしょう。私が。

私の風邪が結構ひどくって、咳するたびに気管からゼロゼロ音がする。娘を小児科に連れてって、ついでに私も診てもらって薬もらってきたので、あとはおとなしくしているだけなのだが、そのおとなしく、と言うのが難しくてねえ。
掃除はあまり好きではないのだが、だから家の中が細かいものでぐちゃぐちゃなのだが、だからといって汚くても平気というわけではないので、これを書いたらトイレ掃除に励むのだ。すでに洗剤はかけておいた。
あああ、靴箱の整理もしたいし、台所のワイヤーラックの整理もしたいし、やることいっぱいあるんだけどまた本借りてきちゃった。
でもあんまり頭使いたくないから、小説だったら絶対読まないようなジャンルの作者のエッセイとか、そんなの。

と、ここまで書いてあまりの眠さに頭が回らなくなったので途中で保存してパソコンを落とす。風邪薬のせいだ。
トイレ掃除だけはして、冷麺作って食べて、洗濯物を取り込んで、また新しいのを干して、本を読みながら昼寝しているムスメの隣に横になって気がついたら寝ていた。

今日はダンナは久方ぶりの外仕事なので、焼きそばと、トマトと卵のスープと言う簡単メニュー。焼きそばにはキャベツたっぷり、肉のかわりに魚肉ソーセージ、揚げ玉も奮発して山ほど。あと千切りのニンジンとインゲン。
近くの団地の盆踊りの夜に気がついたのだが、ムスメは焼きそばがものすごく好物らしい。今日もちょっともそもそした麺を、一心不乱に食べていた。あとトマトは大きなものでも一人で一個ぺろりと平らげられるほどの好物で、それがスープになっても大好きだ。コンソメ味のスープに、大きめみじん切りのタマネギを入れ、タマネギに火が通ったら、ざくざく切った賽の目切りのトマトを入れる。トマトにあまり火が通るとべしゃべしゃになるので、トマトを入れて沸騰したらすぐに水溶きかたくり粉を入れた卵を流し入れる。水溶きかたくり粉を入れると、中華のスープの卵みたいにふわふわのが出来る。キュウリがあるときは、キュウリも賽の目切りにして、卵を入れてからキュウリを入れる。入れたらすぐ火を止める。キュウリは火が通りすぎると、古漬みたいな味が出てきて、えぐくなるので注意。でもキュウリを入れると彩りと歯ごたえがよくなって、とてもおいしい。ムスメはちょっと卵が苦手なのだが、スープにかき玉にして入れると食べてしまう。私もうまかった。満足。

ご飯がおいしいのはいいことだ。

ダンナはここのところ酒ばっかり飲んで、嫌みにならない程度に注意するのだが、あればまた飲んでしまう。義母に、「なんかあんた太ったんじゃないの」と突っ込まれていたが、ええ、おかあさん、それは酒ばっか飲んでるからですよ。
と言いつつ私もビール飲んでしまったり。
友人の厚意のおかげで、冷蔵庫が大きくなったので氷入れてビールが飲める。邪道と言われようと、ビールは冷えているものに限るので、家でゆっくり飲んでいるうちにぬるまってしまったら、氷を入れる。極楽。