ええと、私は別に、ダンナが鬱で家にいて経済的に不安だという場合に、子供を保育園なり託児所なりに預け、外に出て(あるいは在宅で)仕事をすることは全然やぶさかではないのです。
ただ、何度かそういうふうな形を取ろうとしたときに、保育園なり託児所なりに入れるための手続きを取ろうとすること自体が「重荷になる」と言われてしまって、諦めるしかなかったのが本当のところです。別にダンナに書類を書けと言ってるわけじゃないのに、手続きだの書類書きだのが重荷になるらしい。今年の4月に保育園に入れるつもりでいろんな準備してたけど、結局取りやめちゃった。児童手当の申請をする時は、彼の気持ちを尊重してたら手当てが受けられないので一人で進めちゃったけどね。
まあ、それだけじゃなくて、多分、私が経済を担うと、そこで生まれる私のストレスを受け止められないしフォローも出来ないから、それも回避したい、という気持ちもあるようだけども。
ただね、こういうことってね、なんというか、とっても個人的なことだし、あまり人に言うことでもないなあと思っていたので書かなかったのですが、不思議に思う人もいるかなあと思って書きました。

そんなこんなで、身動きとれない感じがとっても強かったのね。打てるはずの手を全部塞がれたような感じでね。
だけどだいぶ彼も落ち着いてきて、ずいぶん鬱から脱出し始めているようなので、私自身もほっと出来るような気がしています。


さてさて、やっぱり生きてくには楽しいことだって必要だよね、と言うことでなんだか細かいものばっかりちまちまと買ってる私。
でも一昨日買った絵本は大ヒットだった。「かえるさん」と言うシンプルな絵の、ポップアップ絵本。真っ赤な表紙が、カエルの顔の形にくりぬかれてて、下から次のページのカエルの顔が見える。魚釣りをしたり、ぱくぱくと開く口で蚊を食べようとしてたり、絵自体にキュートさはないんだけど、かわいいのだよなあ。
「かえうー、かえうー」と、とにかくカエルが最近お気に入りの娘がいたく心をつかまれてしまったらしくて、私が買おうと思っていた幼児雑誌には見向きもせず、ひたすら「かえうー、かえうー」。なので、買いました。絵本って、他の本屋にあるかどうかわからないから見つけたときに買わないと後悔するしね。
今日は台風が過ぎた小雨の中、近くのパンだね工場の入り口にある石のカエルを見に行かせられた。石造りなのでちっともかわいくないんだけどね、ムスメのすごいお気に入りで、「かえうー」を連発しながら鼻先撫でたりしてました。


それと、先日図書館で借りてきた本の中の、和田はつ子の「蚕蛾」。………これ、ダメだった。なんか、せりふだろうが地の文だろうが、体言止めが頻繁に使われてるのが気になって気になって。登場人物みーんな体言止めで話すって、おかしくないか。あと、えらく説明的なせりふも…。「あ、あそこに死んでいるのは、あれは私の同級生の春子さんの妹がかわいがってる犬のポチだわ!」みたいなさ、さすがにこんな書き方してないけどさ、私には合いませんでした。結局我慢して最後まで読んだけど、いらいらだけが募った。ファンの方には申し訳ない。でも文章のあうあわないって大きいと思うのよ。

反対に伊藤比呂美と枝元なほみの往復書簡(FAX)の「なにたべた?」これはイイよー、何回読んでもおもしろい。これ、買っちゃおうかな。昨日本屋で探したけどやっぱり無かったから、e-booksで注文しちゃおう。


そんなこんなで少しは気楽な夜。
しかしムスメの寝ぐずりがひどくてダンナが車で寝かしつけに出るはめに。夜に来るまで寝かしつけるのは久々のことで、久々なくらいぐずりがひどかった、と。
すっごいいい子なんだけどねえ、寝つくのだけは生まれたときから下手なんだよねえ…。

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