本家の日記をほっぽらかしたままこちらばかり書いています。いやいいんだ。書きたい時に書きたいものを書こう。

今朝、新聞を開いて、婦人公論の雑誌広告を何気なしに見ていたら、頭を後から殴られたようなショック。
まついなつき離婚??? 昨日古本屋で、まついなつき一家の遊びの本を買ってきたばっかりだったのに、離婚、か。車飛ばして本屋で立ち読み。ああそうか。そうだったんだ。なんかね、昨日買ってきた本読んでたらあれって言うところもあったんだ。でもそれも全部含めてOKで夫婦やってるんだと思ってた。
うん、そうなんだよね、書いてるものは、現実の生活の中からすくい上げた[陽]の部分だったりするんだよね。100%くらい日記を書いていても、現実のどこかしらでおかしいこと(おもしろいこと)があったりするのと一緒で。
祖母の葬式の時に。私、祖母が入院中、一晩泊まり込んだことがあるのです。夜中、祖母が暑い暑いと掛け物をはいで、お漏らしをして、ベッド脇の簡易トイレに座らせた時、祖母の目は目の前の私を通り越してずっと遠くを凝視していた。恐かった。ベッドに寝かせて、明け方、私も寝てしまった。肌寒さを感じて目を覚まして、慌てて祖母に掛け物をしようと起きると、祖母は死んでいました。ベッドの柵に片方の足をかけて、起き上がろうとしたまま眠ってしまったような顔で。今ならば、どれもこれも、死の前兆だったと理解出来るけれど、私にはわからなかった。私の母はずっと仕事をしていたので、私は祖母に育てられたようなものなのですが、とても厳しくて私を支配する人だったので、大事に思ってはいたけれど、どこかで祖母を恨んでいました。祖母の入院中、私は祖母をひどく扱いました。復讐だ、とさえ思った。その祖母が、私がふと眠ってしまった一瞬に死んでしまった。もう私を許してくれる人はいない、そう思った。そんな祖母の葬式で、私はどこか気が狂いそうになっていましたが、それでもなにかおかしいことがあるのです。私の実家は田舎なので、自宅で葬式を挙げたのですが、葬式が終わって、お清めの酒を出すお盆の中に、朱塗りに「寿」と金色で書かれたお盆があったのです。これはいくら何でもマズイでしょ、と茶箪笥の裏に隠したのに、誰が出したものか、お清めの時にはお猪口がその「寿」のお盆に並んでおりました。私、笑ってしまった。健康的に。で、母や親戚のおばさんにも、これ見てよー、私隠したのに寿でお清めが出たよーと笑って報告したら、向こうも笑っていた。
現実というのはそう言うものだと思う。
結局、プラスとマイナスはちゃんと収支があうんだ。それを、受け取る側がどうすくい上げるかで違ってくるのでしょう。
いまだに祖母にしてしまったことを私は忘れていないし自分を許してもいないけれど、それを含めて私でしかない、と。

ついでに言えば、私は自分のことをACだと思っているけど、今は治療が必要とかグループカウンセリングにとかも思っていない。一番ひどかった時期を脱出したサバイバーだと自分を考えている。生き残れたんだもの、自分の力で、なんとか。だからもういいんだ、今は。残ってる部分は容認しながら生きていかなきゃ。

T摩市にうまいラーメン屋ありマス。ちょっと(結構)しょっぱいが、甘くてうまい。ああまた食べたい。昨日食べに行ってしまいました。ムスメももっと食べたいと泣きました。ラーメンの時はどっちかが大盛り頼まないと足りないかも。子供に取り分けするからね。なんか懐かしい感じの、支那ソバって感じの、ラーメン。ワケギと、生タマネギのみじん切りとメンマとナルトとチャーシュウが入って、細麺です。
今日は昼に生協の冷麺。キムチとなすの漬け物とスモモと入れて。甘辛くてちょっと酸っぱくて、ああ天国。も一度食べたい。また注文しちゃうか。あ、でもこないだで今季最終って書いてあったか。

ところで前に立ち読みした伊藤比呂美の本のタイトルですが、「伊藤ふきげん製作所」です。ははは。それだけでもおもしろそうでしょう? でもこの人のエッセイは時系列で読むともっとおもしろいです。


コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年6月  >>
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
293012345

お気に入り日記の更新

この日記について

日記内を検索